耐火性

「省令準耐火構造」対応とは、建築基準法で定める準耐火構造に準じる防火性能を備えていることが認められた住まいをいい、3つの大きな特徴があります。お隣りからのもらい火を防ぐために、屋根や外壁、軒裏の構造を防火性の高い構造とする「外部からの延焼防止」。家の中で火災が発生しても、一定時間その部屋から火を出させない「各室防火」。そして、家の中での延焼をできるだけ遅らせる「他室への延焼遅延」。細田工務店の住まいは「省令準耐火構造」対応で、万一の際に最も大切な初期消火や安全な避難を可能にするとともに、火災保険料が割引されるという、うれしいメリットもあります。

木材はいったん火が移ったとしても、表面に炭化層をつくるので火が内部にまで届きにくく、火の進行を遅らせる特性があり、火災が発生した場合でも、安全に避難する時間を稼ぐことができます。

火の進行を遅らせて延焼を防ぎ、万一の際は安全に避難する時間を確保できるのが「ファイヤーストップ構造」です。壁の中や天井裏など要所要所に防火素材の石こうボードを施して区画をつくり、1ヵ所で発生した火の流れを効果的に遮断し、延焼を抑えます。