こだわりの家をカタチに

細田工務店の高気密高断熱住宅エコサーマルは、建物の断熱性能・気密性能を高めると共に、空気環境にもこだわり、高性能フィルターを搭載した、熱交換換気システムをプラス。建物の中の温度差を少なくすることで、急激な温度変化によるヒートショックを防止し、ダニやカビ、人体に悪影響をおよぼす化学物質などの少ない室内環境を実現。クリーンで健康に暮らせる住宅です。
快適性能と省エネルギー性能を高め、健康で過ごしやすい住まいを実現します。

エコサーマルとは
エコ:ecology+economy(環境と経済にやさしい)
サーマル:thermal(温度、保温)
健康的な室内環境
健康的な室内環境

H25年省エネ基準※1(断熱等級4)において、関東より厳しい北東北地域(3地域)で求められるレベルの断熱性能(UA値0.56以下)※2を確保します。

地域区分
基準UA
※1、25年省エネ基準とは、平成25年10月1日から施行された「エネルギーの使用の合理化に関する建築主等及び特定建築物の所有者の判断の基準」。従来の断熱性能だけではなく冷暖房などのエネルギー消費の効率性なども評価の対象になりました。
※2、UA値とは「外皮平均熱還流率」数値が小さければ小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能が高いことを表します。

隙間相当面積※32㎠/㎡以下(はがき2枚分の隙間/40坪の住宅)を確保します。エコサーマル住宅は全棟気密測定を行います。
※3、隙間相当面積とは、窓などを閉め切った状態で、外気が入ってくる微細な隙間の大きさを表します。

〈一般的な住宅〉はがき10枚分の隙間
〈一般的な住宅〉はがき10枚分の隙間
〈エコサーマル〉はがき2枚分の隙間
〈エコサーマル〉はがき2枚分の隙間

現場で吹付ける吹付けウレタンフォーム断熱材を採用。
隙間なく充填でき、接着性も高いため、安定した断熱効果を得ることができます。フォーム内のほとんどが空気でできた断熱材を用いたエコサーマル仕様では、高い断熱性以外にも、省エネ・防音性能など、さまざまなメリットを生み出します。

吹付けウレタンフォーム断熱材の特徴

  • 断熱性能が高く、経年変化も小さい
  • 柱に直接接着されるので気密性が高い
  • 吸音遮音性能が高く騒音をカット
吹付けウレタンフォーム断熱材の特徴
※建築地の条件やお客様がご希望される仕様により、断熱材の種類が異なる場合があります。

高い断熱性能をサーモグラフィで検証

検証1
エアコンを使用せず室内表面温度を測定

検証時間帯の平均外気温:30.1℃※検証日時:2010年8月20日 13:30〜15:20

◎夏の小屋裏

屋根からの熱から室内を守り今まで暑かった2階も快適に過ごすことができるようになります。

小屋裏のサーモグラフィ比較
検証2
エアコン25℃設定で15時間作動させ停止後の表面温度を測定(暖房停止後約30分)

検証時間帯の平均街気温:2.8℃※検証日時:2011年1月21日 16:30〜19:30

◎冬のキッチン

しっかりと断熱すると、暖房も効率よく効きます。暖房をしていない廊下や、トイレなども暖かくなります。早朝のキッチンも寒くありません。

早朝のキッチン イメージ
冬のキッチンのサーモグラフィ比較:アクアフォーム®(右)と一般の断熱工法(左)では5℃以上の差がある。
◎冬の浴室

肌を露出する脱衣所で血圧が上がり、浴槽に入ると一気に血圧が下がるため体への負担がかかり突然死の要因に。アクアフォーム®︎による断熱は、こうしたヒートショックへの対策にもなります。

冬の浴室 イメージ
冬の浴室のサーモグラフィ比較:アクアフォーム®(右)と一般の断熱工法(左)では5.5℃以上の差がある。
※出典:アクアフォーム総合カタログ(2021年度版)
※アクアフォームとは、当社で採用している硬質ウレタンフォームになります。

アルミと樹脂のハイブリッド構造をベースに断熱性・防露性・遮光性・耐久性・意匠性を飛躍的に向上させた次世代の高性能窓を採用。
窓からの熱の出入りを防いで、快暖冷房熱を室内に閉じ込めたり、窓の断熱性能を高めることは、冬の寒さ・夏の暑さを抑えて、エアコンの消費電力低減にもつながります。

サッシ:高性能ハイブリッド窓「SAMOS X」
  • Low-E 複層ガラスが熱の出入りを軽減します。
    ガラス構成:3㎜+空気層16+3㎜
    2枚のガラスの空気層とガラス内側の金属コーティングにより熱の伝わりを軽減。単板ガラスの約4倍の断熱効果を発揮します。※冬場の暖房効果を高める断熱タイプ
  • アルゴンガス層
    ガラスとガラスの間にアルゴンガスを充填。空気に比べ熱伝導を約30%抑えます。
  • 樹脂が結露の発生を軽減します。
    樹脂の熱の伝わりは、アルミの約1,000分の1。室内外の温度差で生じる結露を大幅に軽減します。

不快な結露を抑えて、カビ・ダニの発生を予防

室内気温と窓や壁との温度差や、室内の水蒸気により発生する結露。湿った窓際にカビが生えて、アレルギーを引き起こす恐れもあります。
サーモスXは、優れた断熱効果で外気温の影響を受けにくくし、結露の発生を抑制します。室内気温:20℃・湿度:50%・室外気温:0℃による社内試験で結露は見られませんでした。

※窓の断熱性能を上げることは、結露発生の抑止力を高めます。しかし、窓の断熱性能を上げるだけでは必ず結露の発生を抑えるというものではありません。適度な換気や室温設定と組み合わせることで抑止効果を発揮します。
結露が発生した場合
結露が発生した場合
※画像はイメージです
サーモスXの場合
サーモスXの場合
※画像はイメージです

熱交換気は、排気の際に汚れた空気と一緒に捨てていた熱を給気時に回収して室内に戻します。冬期では冷たい外気を室温に近づけて給気するので、冷たい空気が侵入する不快感を防ぎます。

Panasonicエアテクト 熱交換換気システム

熱交換率80%

熱交換方式により熱ロスを防ぎ年間の冷暖房コストを低減します。

冬期の過乾燥を緩和

冬期は室内が過乾燥になりがちです。湿気の回収効率をアップすることで相対湿度が熱交換しない第3種換気に比べ向上します。

給気側には給気清浄フィルターが付いています。給気清浄フィルターは大気中のPM2.5 や花粉、砂ぼこりなどの侵入を抑えます。

高性能フィルター
※1:対象粒子径2.0μm以上の値です。※2:対象商品の風量50㎡/h時、対象商品を通過する空気に含まれる粒子数を粒子径別に測定しワンパス(1回通過)捕集効率をメーカーの基準によって評価したものです。0.5μm未満の微小粒子状物質については除去の確認ができていません。※3:室内における発塵はなしの状態。
・空気中の有害物質のすべてを除去できるわけではありません。・粒子径0.5μmにおける捕集効率は84%です。外気の粒子汚染物質の代表粒子径が0.5μmにあると想定し、外気の粒子状汚染物質の濃度が70μgとすると室内の粒子汚染物質濃度は11.2μg/㎡となります。

給気清浄フィルターで捕まえたアレル物質を菌・カビ菌を抑制します。


フィルター付パネルはデザイン一新で掃除性をさらにアップ。 熱交換素子、各種フィルターはパネルを外さずに容易にお手入れできます。

2~4倍の通風効果

天窓(トップライト)は、通風効果が通常のサッシに比べて高く、壁面の窓だけの場合と比べて、天窓を設けた場合の通気量は4倍にもなるといわれています。2階以上の階がある住宅でトップライトを開放しておけば、吹き抜けや階段が風の通り道となり、下階の開口部から入った風が上階の天窓へと導かれ、家のなかに空気の流れがつくり出されます。
トップライトにより、気候の良い季節には自然の換気が効率的に行えます。

電動トップライト

建物の長寿命化のために、高耐震構造に制振性能を融合した「ハイブリッドキューブ」工法。

高耐震6面体構造

揺れのエネルギーを吸収する

鋼製ダンパーが上下に変形し地震エネルギーを熱エネルギーに変換する事で揺れは吸収されます。

建物の長寿命化

揺れのエネルギーを吸収する事で、建物の変形を軽減し、長寿命化を図ります。

制振工法融合

揺れに耐える強さ「壁倍率5」

採用している制振ダンパーは、国土交通省が定める大臣認定で5倍の壁倍率を取得。大臣認定の壁倍率としては最大の数値となり、一般的な筋交いの2.5倍、構造用合板耐力壁の2倍の強さにより変形を抑えます。

施工写真

制振性能が無い建物と、「ハイブリッドキューブ」工法の建物を比較した場合、
同じ壁量でも建物の変形を低減する事が出来ます。

「ハイブリッドキューブ」工法の建物を比較 ※変形度合いは耐震のみの場合と比較(当社比)
※「延樹ブランチ」2壁配置(2階建て30 坪を想定した場合)、建築基準法が想定する大地震(震度6)における解析結果です。