適度な距離感で、心地良く暮らせる二世帯住宅

家族構成
ご主人・奥さま・お子さま1人・ご主人のお母さま
延床面積
144.49m²(43.70坪)
敷地面積
185.13m²(56坪)
適度な距離感で、心地良く暮らせる二世帯住宅
適度な距離感で、心地良く暮らせる二世帯住宅

お子さまのご誕生を機にプライバシーのあるニ世帯住宅を実現

横にも縦にも広がる明るいリビング空間
横にも縦にも広がる明るいリビング空間

2階のリビングの明るさの秘密は窓の配置です。南側の大きな窓のほかに勾配天井の東側に明かり取りの窓があるのです。朝はキッチンに朝日を届け、日中はリビングを明るく照らします。

施工に安心感がありました

3年前にご結婚なさったA様ご夫妻は、お子さまが誕生されたことをきっかけに、ご主人のお母さまとの同居を決められました。双方のプライバシーを確保した二世帯住宅です。

もともとA様ご夫妻は同じ地域のマンションに、お母さまはそこから徒歩5分の場所にある一戸建ての借家にお住まいでした。ゆくゆくは同居をと考えていらしたそうで、お母さまのコミュニティを変えずに済むご近所の土地を購入されました。

建物の設計にあたっては、数社から提案された間取りを比較検討されたうえで、細田工務店を選ばれました。間取りを気に入っていただいたことに加え、細田工務店の「施工に対する安心感があった」と、ご主人はおっしゃいます。

実は、ご主人が以前住んでいらした中野のお住まいが細田工務店の手がけたものでした。その時の居住性のよさを気に入っていただいていたのです。さらに、不動産関連のお仕事をされているご主人は、細田工務店の施工力、品質に関する業界での定評もご存知でした。

新しいライフサイクルを考慮

A様のご希望は、1階にはお母さまのお住まいとお庭、2階にはご夫妻とお子さまのお住まいという二世帯住宅でした。設計にあたって重視された点は、プライバシーが確保されたアプローチ・玄関ドア、明るいリビング、コンパクトな動線、収納の確保、そして、ご夫妻とお子さまが暮らす2階は上に延びた空間にしたい、ということでした。

ご夫妻がこだわったリビングダイニングは、建物の南面全面を使った13.6帖の空間となりました。南向きの大きな3つの窓と、勾配天井を利用した明かり取りの小窓から光が降り注ぎ、日中は照明がいらないほどの明るい大空間です。防音性の高いサッシを閉めると、家の前を通る車の音も聞こえないほど静かになります。

リビングダイニングから続くキッチンも、あえて動線を長くとって大きな窓を確保したため、リビングと同様に明るい空間となっています。「朝が気持ちいいんです」と奥さま。東向きの明かり取りの窓が、毎朝キッチンに清々しい朝日を届けているのです。

最小限のスペースとなった廊下やトイレ洗面は、細田工務店の設計の腕の見せ所です。2階からソライオ(小屋裏収納)へと続く階段室には開口式の大型天窓をご提案しました。風と光を各部屋へと循環させます。トイレは廊下の突き当たりに配して、横長の窓をご提案して明るくしました。トイレ前の洗面台まわりに配されたのは、トイレの壁の飾りと同じブルーのタイル。そこに天窓からの光が注ぎます。「天窓があって本当によかった」と、気に入っていただきました。

これまでのライフサイクルも大切に

1階は、お母さまが長年使用していて愛着のある家具の配置を重視した設計となりました。趣味の書籍がたっぷり収納できるようにと、ウォークインクローゼットには造り付けの本棚を造ったり、パソコンの使い勝手を考えたリビングにしたり。「オープンな窓が気に入っています」と、ここでもお庭に続く南向きの窓が暮らしを明るくしています。

適度な距離が保てる二世帯住宅に

双方の世帯のプライバシーが守られていることにより、適度な距離が保てる二世帯住宅となりました。嫁姑問題も皆無だそうです。お子さまの成長に合わせて各部屋の使い方も変えていくという、長年にわたったライフスタイルが見えるお住まいを実現することができました。


ギャラリー

お客さまの声

東京都三鷹市にお住まいのA様
東京都三鷹市にお住まいのA様

建物の形ではなく、暮らしに軸を置いたご提案をいただきました。好みを引き出していただいたことで、もともと考えていた間取りから方向転換。結果的にとても気に入っています。

わたしがお手伝いしました

営業担当 渡辺 勝
営業担当 渡辺 勝

設計担当の強い思いをA様が快く受け止めてくださり、A様と設計担当のそれぞれのこだわりがうまく重なって、とても味わい深い空間になりました。