ウォールナットのフローリングに一目惚れして
すでに杉並区内で土地を購入されていたU様。不動産業者にハウスメーカーを何社か紹介してもらったものの、どうもピンとこなかったとのこと。
「最近のデザインはどうも白すぎるんですよね。ピカピカ光るホワイトよりも、ざらついた感じのアイボリーが好きなので、木の温もりを感じられる家を建てたいなと思っていました」と奥さまはおっしゃいます。そこで「木の家なら細田工務店」と改めて紹介されたのが細田工務店との出会いでした。
もともとインテリアにこだわりをお持ちのご夫婦は「木ここち 杢」ショールームで無垢のウォールナット材の木肌を見て一目惚れされ、無垢材を取り入れた温もりのある住まいづくりがテーマとなりました。
ホームパーティーの舞台に相応しいおしゃれな空間
料理が趣味で週末には多くの方を招いてホームパーティーをするのが楽しみだというご主人の希望に合わせて、2階のLDKが主な生活空間になるようプランニングしました。
無垢材の建具とフローリング、自然の質感が心地いい漆喰塗りの壁、さらにアクセントウォールのように一部色を変えたリビングの壁、お客さまと会話を楽しみながらライブ感も演出できるペニンシュラキッチン。そして手持ちのソファやオイル仕上げにしてもらったというビンデージ物のダイニングセット。2階のトイレはアメリカ製を買いつけて、洗面台にはアーリーアメリカン風のモザイクタイルをあしらい、照明は、あえて大きな電球だけにされました。
吟味されたひとつひとつのこだわりが見事に調和したミッドセンチュリーな空間は、訪れる方たちの間で話題になり、今までよりももっと楽しいひとときを過ごせるようになったそうです。
長く過ごすLDKだからこそ、壁や床の素材にはこだわられたとか。「お客様も多くお迎えするし、家族の憩いの場でもある2階には予算を贅沢に使い、家族だけの空間は抑え気味にすることでメリハリをつけました」とはにかみながら語る奥さまは特に漆喰壁がお気に入り。「塗りのパターンも選べるようになっていて、実際に左官屋さんが塗ってるのを見たときは感動しましたね」とおっしゃいます。
大好きなものに囲まれた快適なマイホーム
ご夫婦はお二人とも昔ながらの和風建築の家で育ってきたせいか、和室で寝起きするスタイルがお好きなご様子。
「洋室にベッドを置くと寝室だけの用途になってしまうけれど、和室だと客間にもなるし部屋干しや洗濯物を畳むのにも使えるんですよね」とご主人。「室内物干しを提案していただいてとても助かっています。すぐ隣に洗濯機置き場があるので動線もいいですね」と奥さま。
1階はこのほかに親子三人のデスクがぴたりと横に並ぶワークスペースがあります。約3000冊を収納できる本棚を設け、壁紙は明るめなグリーンにしました。建物の外周には、植物が大好きなご夫婦のご希望で緑を植えられる緑地帯を広く設えました。外壁の淡いオレンジと調和するようにしてゆきたいとのことでした。
こだわりのインテリア、おしゃれな小物、そして大好きな無垢材。理想のマイホームが完成しました。ご主人は「家にいる時間が多くなりましたね。休みの日も出かけなくていいかなと思うくらい居心地がいいです。最高ですよ」と。お子様も新しい住まいに「100点満点!」と笑顔で答えてくれました。笑顔の絶えない素敵な時間が過ごせるように、これからも末永くお付き合いいただければと思います。
ギャラリー
差し色が映えるダークレッドの面材
無難にまとめがちな木目調インテリアの中で抜群の差し色効果を発揮。ご主人こだわりのキッチンツールがセンス良く並びます。ダイニングテーブルは茶の間にあった「ちゃぶ台」をイメージされたそう。
漆喰の色を変えてアクセントに
変形型のLDKなので一部だけ壁の色を変えても違和感がありません。夜になるとテクスチャーが浮かび上がり、より一層落ち着いた雰囲気になります。昔から使われていたというソファの色がさらに空間を引き立たせます。
三人のデスクが並ぶワークスペース
以前から使用していた三つのデスクが入るように設計しました。入って左には手持ちの蔵書がピタリと入る作り付けの書棚を設置。新たに買い直したり処分したりしなくて済むのが注文住宅の醍醐味です。
生活感を排除したホテルライクな洗面所(2階)
洗面ボールや照明器具、化粧鏡、タオル掛けとすべてをご夫婦でお探しになられた洗面所。やりすぎたかなと心配していたとおっしゃるモザイクタイルにも見事にマッチ。ミッドセンチュリーの空気感がここにも息づいていました。
お客さまの声
東京都杉並区にお住いのU様
何度もショールームに足を運び、ひとつずつ納得いくように決めていったので、思う存分こだわることができました。また完成度の高い仕上がりにとても満足しています。どうもありがとうございました。