細田工務店公式ブログ

こんにちは、細田工務店です☆
今回は、一般のお住まいを音楽家の練習場やサロンコンサートに使う目的で、地下の防音室を音楽スタジオに改修した事例をご紹介します。

ホワイエ
ホワイエ

そもそもはお住まいとしての住宅だったN様邸。数年前に海外の音楽家を日本に紹介する会社を開業されたオーナーご夫婦が、内外の音楽家の練習場やサロンコンサートに使う目的で、地下の防音室を音楽スタジオに改修され「スタジオ ピオティータ」を運営されていました。
今回、お迎えするお客さまにより快適に過ごしていただけるよう、さらなる改修が行われました。

普通の住宅が、本格的な隠れ家スタジオに変身
子供部屋はコンサートホールリビングはホワイエ

もともと地下室は音楽を学ばれていた娘さんの練習室とご主人の趣味の音楽ルーム。娘さんの独立後、当初より防音仕様となっていたこの2室を繋げて、音楽スタジオとしたのが2年前のこと。スタインウェイのピアノやチェンバロを設置するなど本格的な仕様です。プロの練習スタジオとして、また、30名規模のコンサートホールとしても活用されています。
お客さまをお迎えするうちに気になりだしたのがスタジオ以外の部分。居心地よく過ごしていただくための空間の必要性を感じ、玄関やトイレの改修だけでなく、コンサートの開演前や合間の時間も豊かに過ごしていただくため、リビングをホワイエ的な空間へと変更することにいたしました。

玄関
玄関

「明るく暖かく、ウキウキした感じにしたかった」という言葉どおり、訪れた人の気分を楽しくさせる黄色い壁紙が印象的な玄関

レストルーム
レストルーム

お客さま心地よく過ごしてもらうには欠かせなかったトイレのリフォーム手洗いを新たに設置し、レストルームとしての役割にも配慮されています。
スタジオへの動線となる階段部分もリフォームを実施。ニッチや照明などにも配慮され、演奏会への期待を高めるように演出されています。

サロン
サロン

リビングだった空間は音楽家同士が交流するサロンとして、またコンサート時はホワイエとして機能する空間へと変化。和室だった奥の部屋を洋室に変え、リビングと一体化させ広々とした空間になりました。淡い緑色の壁紙は落着いた印象を醸し出し、音楽をさらに豊かに楽しむための空間となっています。
サロンと上手に共存するためのキッチン・ダイニングは、既存のシステムキッチンにマッチする無垢材の面材をセレクトし、使い勝手も見栄えも良くなりました。手前のダイニングスペースは、おもてなしのための準備や事務作業の場所にもなります。サロン側からの目線に生活感を感じさせるものが入り込まないよう、少し高めのカウンターが設置されました。

ホームページでは、このほかにもさまざまなリフォーム事例をご紹介しています。
ぜひご覧いただき、リフォームプランの参考にしてください。

リフォームインタビュー