細田工務店公式ブログ

こんにちは、細田工務店です☆

現在の住まいの建て替えを検討されるお客様から、これを機に「賃貸併用住宅にできないかというご相談をいただくことがあります。
例えば、お子様たちが独立して広い住まいが必要でなくなって、老後の暮らしを考えて賃貸収入をとお考えの方など、人生100年時代に備えて先々を考えた建て替えを考える方は少なくありません。
細田工務店でも、これまで数々の賃貸併用住宅を手がけてきました。

例えば、ホームページでご紹介しているこちらの事例もその一つです。

隣接する土地を買い増して賃貸併用住宅に

ところで、賃貸併用住宅で重要なのは「その後」のこと
長く借り手が絶えず、資産としてしっかり活用できているかはとても気になるところだと思います。
前回こちらのコーナーでご紹介した「すみごこち」のレポートでも、そんな「賃貸併用住宅」を建てられた方のその後についてお話をお伺いしています。
そこで今回も「すみごこち」から、細田工務店で家を建てられたお客様のレポートをご紹介します。

杉並区S様邸2000年竣工

住まいを資産として考える。近年、そんな視点を お持ちの方が増えてきたように感じます。家を売る、家を買う。住み替える。また、暮らし方においても、現在では家に自分を合わせるのではなく、リフォームやリノベーションなどを施して、自身のライフスタイルの変化や流行、好みに、家を合わせながら暮らすという方も増えています。

2階居住スペース
2階居住スペース

Sさんが、2階は住居専用、1階は賃貸用という住居賃貸併用の住まいを建てられたのは23年前のこと。50代の半ばを迎え、ご夫婦2人での定年後の生活を考えられたのがキッカケだったそうです。
「退職金と年金だけで理想の暮らしを叶えるのは、難しいと考えていたんですよ。日本人の平均寿命から考えれば、妻の方が長生きする可能性が高いですし、老後は賃貸経営が軌道に乗っていればなにかと安心ですよね」とのこと。定年退職までに住宅ローンを完済するという計画のもと、それを実現したSさんのお住まいは、今も歳月を感じさせないくらいに、とてもすっきりと暮らしておられます。

ダイニング
ダイニング

「とにかく住まいをキレイに保つ、というのは心がけていることですね。ただ、住んでいるだけでなく、人に借りてもらうという以上は商品でもありますから」。
若い頃から忙しく仕事をされてきたSさんにとっては、賃貸事業という仕事が、退職後の生活の大きなハリになっているのかもしれません。Sさんはすらりとした長身で70代とは思えないほど若々しく、趣味も海外旅行とアクティブです。
「もとは転勤で新潟に住んでいた時に、新潟空港に離発着する飛行機の雄大さに魅せられて、写真撮影をはじめたんです。高校生の頃は写真部にいたんですが、何十年ぶりにのめり込みまして、各地でやっている航空ショーを追いかけているうちに海外にも行くようになったんですよ」。

航空写真
航空写真

大きなカメラを担いで、アメリカ、ヨーロッパと世界各地へ。航空ショーの開催には広大な敷地が必要なため、観光客の行かないような郊外まで、レンタカーを借りての旅になることも多いのだとか。当然のことながら、その国々で撮影するのは、飛行機の写真ばかりではありません。何気ない街角にハッとして、シャッターを押すことも多いとのこと。その経験が元となって、今では絵画も趣味のひとつに加わったのだそうです。
会社員の頃は7度の転勤を経験したと言うほどの仕事人だったSさんの叶えたかった理想とは、仕事と趣味の両立したライフスタイルだったのかもしれません。

このほかにも細田工務店のホームページでは、様々なお客様のお宅訪問の記事を掲載しています。

「すみここち」のレポートはこちら

ぜひ参考にご覧いただければと思います。