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こんにちは、細田工務店です☆
2023年に開催された「水俣条約第5回締約国会議」において、一般照明用の蛍光灯の製造・輸出入を2027年末までに廃止することが決定されました。これにより、現在ご家庭で使用している蛍光灯は、買い替えができなくなります。
□蛍光灯が禁止される理由
蛍光灯の製造・輸出入が禁止される背景には、使用されている水銀による人体や環境への影響が挙げられています。
①健康被害へのリスク
水銀は、水俣病を誘発する原因物質として知られており、人体に悪影響を及ぼすリスクがあります。
②環境汚染へのリスク
万一、蛍光灯が適切に処理されずに廃棄されてしまった場合、水銀が土壌や河川に漏れ出し、環境が汚染される恐れがあります。
□蛍光灯が禁止されるとどんな影響が?
2027年以降、蛍光灯の製造・輸出入が完全に禁止されるため、新しい蛍光灯への買い替えが非常に困難になります。そのため、現在蛍光灯を使用しているご家庭は、LED照明への切り替えをおすすめします。特に、築年数の古い住宅では、蛍光灯を使用しているケースが多いので、この機会にお家の照明をチェックしてみましょう。
□LED照明への交換は自分でできる?
LED照明への交換が可能かどうかは、現在使用している照明器具の形状や「安定器」の有無によります。自分で交換できる場合と、工事が必要な場合があるため、事前に確認しましょう。
一般家庭で使われているシーリングライトやペンダントライトは工事が不要なケースが多いため、ご自身で取り換えが可能です。蛍光灯器具に「安定器」が取り付けられている場合には工事が必要なため、専門業者に相談しましょう。
また、照明器具は耐用年数が約10年とされています。長年使用している場合は、器具の劣化が進んでいる可能性もあるので、この機会に照明器具ごと交換することも検討するのもよいでしょう。
LED照明に切り替えることで、電気代の削減が期待できたり、寿命が長く交換の手間がかからないなどのメリットもあります。今のうちにお家の照明を見直し、快適で省エネな住まいづくりを進めてみてはいかがでしょうか?
照明器具の交換や住まいに関するお悩みのある方は、お気軽に細田工務店までお問い合わせください。