こんにちは、細田工務店です☆
前回こちらのコーナーで、「長期優良住宅」について説明させていただきました。
長期優良住宅は性能面のメリットに加え、住宅ローン控除や税金など、家計へのメリットもあることもご説明させていただきました。
そして実はもう一つ、長期優良住宅は住宅ローンが低金利で借りられるというメリットもあります。
今回はその【フラット35】Sについて少しご説明してみたいと思います。
【フラット35】Sで金利が10年間引き下げられる
住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して貸し出す【フラット35】には、良質な住宅ならさらに低い金利が一定期間適用される【フラット35】Sがあります。
2022年4月以降に建てた場合、長期優良住宅は当初5年間0.5%、6年目から10年目まで0.25%金利が引き下げられる「金利Aプラン」が適用されます。
実際の返済額はどう違うのでしょうか。
同じフラット35でも金融機関などによって金利は異なりますが、
購入価額に対する融資率が90%以下の場合、現在最も多い金利は年1.73%(2023年7月時点)となっていますので、この金利をベースに試算してみます。
例えば、4500万円を借り入れて35年で返済する場合、
【フラット35】は金利1.73%で試算した場合毎月返済額14万3000円、
【フラット35】S(金利Aプラン)では金利が1.23%となる当初5年間は13万2000円、金利が1.48%の6年目以降10年目までは13万7000円。
つまり、長期優良住宅は一般住宅よりも当初5年間の毎月返済額が1万1000円、6年目以降10年目までは6000円、11年目以降は2000円少なくなります。完済までに支払う利息も、約171万円少ないことになります。
▼一般住宅と長期優良住宅の返済額比較
※借入額4500万円(融資率9割以下)、35年返済、元利均等返済、ボーナス返済なし、機構団信付き ※2023年7月時点の最多金利年1.73%で試算
【フラット50】の利用や地震保険料が割引されることも
また、長期優良住宅は【フラット50】が利用可能です。
あまり耳にすることのない言葉かもしれませんが、これは返済期間最長50年で、将来、住宅を売却することになった場合、購入者に住宅ローンを引き継ぐことができるものです。
そのほか、高い耐震性をクリアしているため、地震保険料では耐震等級に応じた割引率が適用になるメリットもあります。
今回は長期優良住宅についてお話しましたが、
このほかにも住まいの購入には、わかりづらいこともたくさんあります。
そんな時はお気軽に、販売担当者にご質問ください。