細田工務店公式ブログ

「キレイな空気」のことも考えた住まいづくり

こんにちは、細田工務店です☆

だんだん寒さの増してくるこれからの季節。
部屋の暖気を逃したくなくて、ついつい換気を忘れがちになってきます。
しかし一方で、換気身体にとって大切なポイント
コロナ対策としても、室内の空気の入れ替えは重要ですが、実は、感染症対策以前から、24時間換気が法律で義務付けられていたことをご存じでしたか?

そもそも「換気は、何のために必要なのでしょうか?
通常、建物の内部では、中にいる人間や建材や家具などから様々な有害物質が発散されています。ウイルスだけでなく、呼吸による二酸化炭素、家具などから出るハウスダストなども有害物質に当てはまります。

今みなさんが過ごしている家は、40〜50年前と比べて隙間が少なく密閉度が高い、つまり気密性が高い家になっています。気密性が上がった状態だと、中の空気が外に出ないため、様々な有害物質が家の中に溜まり続けてしまいます。
その有害物質を外に逃がすことが、換気の重要な目的です。

感染症が世界的に大流行する前から、日本の法律では24時間換気が義務付けられていました。24時間換気とは、文字通り24時間365日換気扇を回し続けて“計画的に屋内の空気を換気することです。

室内に人がいるだけで、呼吸によって二酸化炭素はどんどん増えていきます。二酸化炭素の濃度が1,000ppmを超えると、人体に眠気や倦怠感などの影響が出てくるということが、WHOでも認められています。
溜まっていく二酸化炭素の濃度が1000ppmという値を超えないように、2時間に1回家の中の空気が全て入れ替わることが24時間換気の基準に設定されています。人が多いとそれだけ換気量も多く必要になってくるので、人が集まる際は、よりこまめに換気を行う必要があります。

空気に一定量含まれ、普段は健康に影響しない二酸化炭素でも、換気ができず濃度が上がると身体に悪い影響を及ぼします。ウイルスやホルムアルデヒドも、通常生活する中でゼロにすることはできませんが、換気をすることで害にならない程度に量を減らすことはできます。

排気・吸気
排気・吸気

細田工務店の建てる家は、気密性・断熱性の高い家。でも、十分に換気をしなければ空気は淀み、結露やカビが発生し、ひいては健康に影響をあたえてしまいます。
そこで、「24時間換気システム」を採用。つねに新鮮な空気と入れ替えて、室内の空気環境を健康的に保てるようにしています。

細田工務店の家は、空気がキレイだから気持ちいい、カラダにもいい。
これも、ずっと快適に住み続けていただくための工夫のひとつです。