リフォームストーリー
28年前に購入された分譲住宅にお住いのK様ご一家。
一級建築士の資格をお持ちの息子さんが中心となって、
1年ほど前から内装の模様替えや水回りのリフォームを少しずつ進めていらっしゃいます。今回は、ご家族が1年越しで愉しみにしてこられた浴室のリフォームです。
おじいさまのご相談から始まった、細田工務店とのご縁
細田工務店とのご縁の始まりは、2年ほど前の初夏の頃。不動産の流通・活用に取り組んでいるグループ企業『細田ライフクリエイション』に、K様のおじいさまから家や土地についてのご相談をいただいたことがきっかけです。その際にK様邸の修繕とリフォームについてもお話があり、『細田カスタマーサポート』にお任せいただくことになりました。「その時は、バルコニーの雨漏りの修繕と、古さが目立ち始めた洗面室、トイレのリフォームについてご相談させていただいたんです。バルコニーの雨漏りは、床に水が染みて洗濯物を干しに出ると足元が沈むような状態でした。出入りするサッシの周りからも雨水が室内に染み込んできていて、生活に支障が出始めていました」と、当時を振り返りながらお母さまはおっしゃいます。
一級建築士の目で選ぶ、我が家に適した商品選定
バルコニーの漏水はすぐに手を打たなくてはいけない状態だったので、さっそく修繕と防水工事を行い、その後に1階の洗面室と1階・2階のトイレのリフォームを進めていきました。洗面室とトイレの商品選定について息子さんは「仕事で数多くの家やモデルハウスを手掛ける中で、自宅で使ってみたいと思っていた製品をお願いしました。リクシルのキャビネット付トイレ『リフォレ』もそのひとつでした」とおっしゃいます。「仕事でリクシルの住宅設備機器をよく扱っていたので、メーカーは迷わずリクシルを選びました。トイレについてはタンクや給水管、配線などを露出させずにすっきりさせたいと考えていましたが、タンクレスの便器を選ぶと手洗い器を別に設けなくてはならなかったので、我が家にはこの製品がよいと思いました」とのこと。キャビネットや壁、床の色についても、息子さんがお選びになったそうです。
浴室の商品選定にゆっくり時間をかけるご提案
当時K様は、洗面室とトイレのリフォームのほかに、浴室のリフォームもお考えになっていらっしゃいました。浴室の状態を確認させていただいたところ、湿式在来工法の浴室には漏水箇所が見つかり、水の染みも見られました。ですが、浴室も一緒に工事をすると費用がかさんでしまうこと、ユニットバスの仕様は時間をかけて検討したいとご家族のみなさまがお考えだったことから、ひとまず漏水を止めて日常の使用にも躯体にも支障が出ない状態に手当てしておくことをご提案。こうして浴室のリフォーム工事の時期をずらすことで、ゆっくりと時間をかけて仕様をお決めいただくことができました。息子さんは「洗面室とトイレのリフォームをしたことがきっかけで、住まい全体の照明を見直したり、電気配線や収納を整えたりするなど、少しずつ家の模様替えを愉しんでいます。浴室のリフォーム工事にとりかかるまでは、エアコンの付け替え工事や、和室の畳の貼り替え、リビングダイニングのブラインド工事などを細田さんにお願いしていました」とお話しくださいました。
ご家族の希望を詰め込んだユニットバス
ご家族みなさまのご希望を叶える形でお選びになったユニットバスは、リクシルのスパージュです。「スパージュは自宅に入れたいと思っていたユニットバスなんです。仕事で使ったことはありませんでしたが、カタログのイメージがよく、アクアフィールの肩湯やほぐし湯、アクアタワーのシャワーを使ってみたいと思っていました。アクアタワーライトなどの演出照明もよいですね」と息子さん。また、お母さまのご希望が浴室へのテレビ設置だったとのことで「アクアシアターの32型ワイド大画面モニターがオプションで用意されていたのも嬉しかったです」とも。黒い石目調の鏡面壁パネルをお選びになったのは娘さんです。「標準色がシルバーだったアクアタワーも、オプション色の黒に変更しました。マットな黒は、水滴の跡も目立ちにくいように思います」とおっしゃいます。
リフォームで大きく変わったお風呂の愉しみかた
「ユニットバスになったことで、お掃除がとても楽になりました。足元のひんやりした感じもないので、冬場も安心ですね」とお母さまはおっしゃいます。加えて「家族みんなの入浴時間が長くなりました」とも。新しくなった浴室で、お父さまとお母さまは、アクアフィールの流水でリラックスしながらテレビを愉しまれ、息子さんと娘さんは、ベンチカウンターに座ってアクアタワーからのシャワーでリフレッシュされているのだそう。「黒い石目調の壁パネルに合わせて浴室を黒でコーディネートしたいと思い、バスチェアやシャンプーボトルなどのアイテムにも黒いものを選んでいます。浴室ドアの先にある非日常的な空間を、家族みんなで楽しんでいます」と娘さんはお話しくださいました。
ギャラリー
浴室
石目調鏡面パネルが印象的な、黒でまとめた浴室。アクアタワー(洗い場側水栓)もオプションカラーの黒をお選びになるなど、娘さんは「徹底的に黒にこだわりました」とおっしゃいます。ライン照明やタワーライトの調光・調色機能で、その日の気分に合わせたバスタイムを楽しんでいらっしゃるそうです。
アクアフィールの水流でリラックスしながら、大画面でテレビを愉しまれるバスタイムに「浴室へのテレビ設置が一番の希望だったので、とても満足しています。ついつい長風呂になってしまいますね」とお母さま。
洗面室
一年前にリフォームした、明るい洗面室。広々とした洗面ボウルに、「浴室の工事中はここで洗髪することもありましたが、大きなボウルは洗髪にも十分でした。ひと足先にリフォームしておいてよかったと思いました」とお母さま。「今回、浴室の壁に石目調の黒いパネルを選びましたが、洗面室をリフォームした際に兄が黒い大理石調の床を選んでくれていたので、雰囲気が合ってよかったと思います」とおっしゃる娘さんに、息子さんは「妹は大理石模様が好きなので、当時この柄を選びました」とお話しくださいました。
1階トイレ
洗面室と同時にリフォームを行った1階トイレ。背面キャビネットの中にタンクや配管が収納されているので、スッキリとしています。
以前はお父さまの灰皿を置くことができるサイズの小さな埋め込み棚が壁についていましたが、工事で撤去することになったため、一枚板のシェルフを設置しました。
2階トイレ
1階トイレとデザインを揃えた2階トイレ。コーナーに設けられた手洗い器は、一般的なタンクの上に付いている手洗い器同様、トイレの水を流すと水が出る仕様です。
バルコニー
ご依頼のきっかけになった、当時漏水していたバルコニー。修繕と防水工事を行いました。
LDKのブラインド
LDKの窓は、昨年の秋にカーテンからブラインドに交換しました。「傷みにくく、汚れにくい加工がされているものを選んでいます。カーテンの時は落ち着いた雰囲気のLDKでしたが、ブラインドになって印象がずいぶんと変わりました。華やかにしたいと思っていたので満足しています」と息子さん。
お客さまの声
東京都練馬区にお住いのK様
洗面室とトイレのリフォームを先に済ませておいたことで、浴室を使用できなかった1週間ほどの間は洗髪などに洗面台を利用することができ、生活の不便を最小限に抑えることができました。以前トイレをリフォームした際には、1階と2階で工事の日にちをずらしていただくなど、日常の生活に配慮した工程で進めてくださり、ありがたかったです。担当の布施さんが懇切丁寧に面倒をみてくださるのでいつも相談しやすく、今回も安心してお任せすることができました。ありがとうございました。
わたしがお手伝いしました
担当:布施 忠明
昨年は洗面とトイレ・室内エクステリアのリフォームのご依頼をいただき、洗面所の工事の時に浴室の漏水補修も対応いたしました。今回新しい浴室工事のご依頼をいただき、さらに安心してお使いできるお風呂になりました。K様ご自身も一級建築士で建築の経験が豊富なため、ご提案などへのご理解が早く、ご協力いただきました。ありがとうございました。LIXILのハイエンドモデルの浴室を選ばれましたので、快適にお使いいただければと思います。今後ともよろしくお願い申しあげます。