Works
ご夫婦が希望する明るさと全体的な色味を、ホワイト系の壁とメープルの無垢床によって優しいかたちで実現しました。ピアノを自然なかたちで配置することも大切なこだわりの1つでした。
「社宅でもいいかな、と思ったのですけれど」と奥さま。
でも、ご主人は、転勤が決まった瞬間から土地探しを始めたそうです。
「やはり、自分達が建てた家なら安心ですし、好きにできるから満足できますよね。」
ご夫婦の理想の住まいづくりが始まりました。
当社をお知りになられたきっかけは、家探しをされていた奥さまのご友人が当社の分譲住宅を気に入って、薦められたことだそうです。そのご友人が別のご友人に薦められたところ、即決でご購入されたというご縁からでした。さっそく、当社のウェブサイトに掲載されている施工事例や実際のモデルハウスをご覧になり「どれも仕上げが美しく、お任せすればよい家が建てられそう」と細田工務店に声を掛けてくださいました。
数社のプランを比較検討され、主な決め手になったのは次の2点とのことでした。
「予算に対して誠実に対応してもらえたこと」
他社からは、あらかじめ伝えた予算に対して、少しオーバーした見積書が提示されてきたのですが、細田工務店はあくまでも予算にこだわりながら、ご夫婦が納得する提案でした。
「間取りやデザインに対して柔軟だったこと」
間取りやデザインについて、大まかなイメージと大切にしたい細かいこだわりをしっかり聞いてくれて、1つ1つ納得のいく答えを出してくれた、ことでした。
A様のご新居は、クリエイティブで個性豊かな戸建ての並ぶ閑静な住宅街。ご両親からは「もう少し広い場所にすれば?」とのアドバイスもあったそうですが、完成後に遊びに来られて一番驚かれたのが室内の「広さ」だったそうです。
団らんの場となるリビングを中心に、ダイニングと和室がゆるやかにつながっていることにより広さが生まれ、お部屋ごとの個性をはっきりと分け過ぎないようにフロア全体の色調を合わせたことで自然な一体感のある空間になっています。
ご主人が帰宅されて玄関を入ると聞こえてくるお子さま達の声に「子ども達がどこにいるかすぐにわかるのでとてもいいですね」とのこと。
真新しく畳が香る和室は、お子さまたちにとっては広場そのもの。ヒーローのフィギュアや怪獣、ボールなどが転がり、お父さんととる相撲も楽しそう。
また、建具などに和モダンの要素を取り入れられたことで、落ち着いた印象を感じます。和モダンの「和」の要素を、和室ベンチコーナーにある出窓の網代編みの天井や雪見障子で、「モダン」の要素を、リビングダイニングのタイルをあしらった南欧風のアクセントウォールやキッチン横の壁に設えたニッチで演出し、ひとつの広い空間として自然な形で融合させています。
ご夫婦が当初ご希望していた玄関の吹抜けについては、ゆとりある玄関の空気感を保ちながら、限られた床面積を有効に活用することができる方法として高天井にして、押し上げた部分が2階の子ども部屋と一体となるスキップロフトにするご提案をしました。ここは、おもちゃの収納場所と同時にお子さま達が大好きな「基地」になりました。
「基地」といえばもう一つ。子供部屋の階段から昇降できる小屋裏収納のソライオ。お子さま達の成長と共に増える荷物の収納としてご提案しました。いまは荷物も少ないため父子で楽しむ場所になっているそうです。屋根裏としては珍しく、明かり採りの窓を3面に配しているので、2階の廊下に日射を運んでくれています。これもご主人のこだわりである「明るさ」の実現の1つです。
洗面室のスペースを広くとり設えたクロゼットは「収納が私たちの想像以上に確保されていて、思わぬ場所の便利さに気がついたりしました。子ども達がシャワーを浴びてお稽古に、という時にも、お風呂を出てすぐに着替えさせられます。目から鱗でした。」と奥さま。
さらに浴室にはテレビを設置して、バスタイムもリビングにいるようにゆっくりできる空間になっています。
プラン打ち合わせの時に、オーブンのサイズに合わせて奥行きを何センチ取るか、あるいは、並べたい洗剤のサイズをお聞きして棚の幅を決めるなど、実際の生活に合わせて細部を詰めていきました。奥さまは「どんどん数字になっていくのに驚きました。諦めていた大きいオーブンが入るようにしてくれたのはうれしかったです。」と、イメージが形になる瞬間を楽しまれたようでした。
もともと個性のある素敵な戸建てが並ぶ地域ですが、引っ越してこられて早々に、ご近所の方から「どんな素敵な方が引っ越してくるのかと思いました」と言われたそうです。
ベージュをベースにした品の良いツートンカラーの外観、ゆったりした階段を上りデザイン扉がアクセントになっている玄関、表札もモダンで優しいデザインのものを採用し、風景になじみながら、陽光が降り注ぐとすっと色合いのある明るい印象のお住まいになりました。
お話をおうかがいする中で、お子さま達の未来、お二人のご趣味、お客さまを迎えられるための気づかいなど、住まいづくりの奥にあるご夫婦のお人柄を感じることができました。また、元気いっぱいの二人のお子さま達のエネルギーそのものといった声が家中を満たし、ご家族への思いやりの深い、センスのよいご夫婦の個性が十分に反映された理想のお住まいになったようです。
おもちゃの収納とともに、子ども達の格好の遊び場に。「まるで「基地」のようなので、子どものお友達が遊びに来たがる場所になりました」と嬉しい驚きに。
風通しも音の通りも良く「子ども達がどこで遊んでいても声が聞こえるので安心できます」とご主人はおっしゃっていました。天井の星空が素敵です。
ダイニングと和室には、ベンチが造り付けてあり、お子さまが上ったり寝転んだり、大人以上にお部屋を楽しんでいます。
奥さまが一番こだわられたリビングの飾り棚。置かれたお写真、装飾品が美しく見えるよう照明にも気遣い、ご家族の歴史を紡ぐ大切なシンボルとなりました。
自分達のイメージどおりかそれ以上です。打合せのタイミングなども私達の都合を優先してもらい、気がかりもこだわりも気軽に話すことができました。営業の石井さんが、子ども達の面倒を見てくれたこともあって、打ち合わせがスムーズにすすみました。
A様のご要望をどうしたらご予算内で実現することができるのか。さらに、ご納得いただける収納計画をご提案できるかということを設計担当者とじっくりと打ち合わせました。A様は当初から「このような住まいにしたい」と明確なお考えをお持ちでしたので営業担当としてはやりがいがありました。