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防犯ガラスは複層ガラスよりも破壊されにくい構造で「フロート板ガラス(単板ガラス)」に比べ、はるかに優れた防犯性能を備えています。防犯ガラスは、ガラスの間にフィルム(中間膜)が挟まれており、ハンマーなどでたたいてガラスが割れても穴が開きにくい構造をしています。防犯ガラスの性能は、中間膜の厚みによります。30mil( 0.76mm)で住宅侵入手口に多い「こじ破り」に有効な程度、60mil(1.52mm)で小型バールを使った「打ち破り」に有効な程度となります。なお、防犯対策としては、面格子・補助ロックなどを併用するとより高い効果が得られます。