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家族のライフスタイルは、時とともに変わっていくもの。そんな認識が当たり前になったのはいつ頃からでしょうか。現在ではライフスタイルの変化にも対応できる住まいを求める方が増え、広いリビングやプラスワン空間など、フレキシブルな間取りが人気です。そしてそれはもちろん、新築だけで叶うものではありません。住まう方の柔軟な考えによって、いつまでも快適に住み続けることができるのです。
そんな暮らしを自然体で実践されていたのが、千葉県佐倉市にお住まいのM様。M様が暮らす街一帯は、2000年代前半に行われた大規模な区画整理によって誕生しました。区画ごとに複数の不動産会社が分譲戸建を手掛けていた中で、M様は細田工務店が設計・施工した住まいを選ばれます。

「街並みがだいぶ出来上がってきた頃で、『この辺りはすごくいい街だよ』という評判を聞いて、見に行って出会ったのが細田工務店さんでした。自分たちのライフスタイルに合う間取りを重視していたので、納得いく間取りに出会えるまで何件も案内していただいたんです。この住まいはひと目見て気に入り、迷わず決断しました」。

M様はバングラディシュ出身のご主人とご夫婦で会社を経営しており、当時お子さんたちはまだ就学前だったといいます。M様が選ばれたのは、子育て中の共働きファミリーにぴったりの間取りでした。
「明るく開放的なリビング・ダイニングとテラス、家族と会話しながら料理できるセミオープンのキッチンなど、小さな子どもたちと過ごすのにとても居心地がよかったですね。私は家で仕事することも多かったため寝室の奥に書斎スペースがあるのも魅力で、とても集中でき助かりました。子どもが小さいうちはあえて遊ぶ部屋と寝る部屋を分けたのも便利でしたし、夏はテラスに大きいプールを出して遊んだり、共働きで忙しい中でも、のびのびと過ごさせてあげられたかなと思っています」。

この住まいでたくさんの楽しい思い出を育みながら成長されたお子さんたちは、現在は社会人に。M様は、子育てが一段落する少し前の2019年に、初めての大規模リフォームを実施されました。
「きっかけは、木製テラスの一部が沈んできて危険を感じたことでした。それ以外にもキッチンの床の油染みなど気になるところはいくつかありましたし、周辺でも外壁を塗装し直すお宅が増えていたので、手をかけるタイミングかなと思ったんです。入居後からずっと何かあれば必ず細田さんにご連絡していましたから、今回も迷わずご相談しました。こちらの思いを丁寧に汲み取りフットワークよく対応してくださるので、会社の事務所の修繕までお願いするほど、我が家では心から信頼してお任せしています」。

屋根・外壁塗装、床と壁紙の張り替え、樹脂製テラスへの交換など、経年劣化を感じていた部分をすべてリフレッシュされたM様。お子さんたちが独立され、ライフスタイルが少しずつ変化する中でも、今だからこその暮らしを満喫できているといいます。

「家具を買い替えたり配置を変えたり、10年以上も暮らせばいろんな変化がありました。書斎は今では家事ルームとして使っていますし、柵を取り払ったテラスでヨガを楽しむなど、空間の使い方も変わりましたね。それでもその都度快適に過ごせているのは、もともとの間取りがいいこの住まいだからこそだと思っています。これまでは仕事や子育てに忙しく効率重視で暮らしてきましたから、これからは何か趣味などにこだわってみてもいいのかなと考えているんです。私にとってはこの家がどこよりも心休まる場所なので、ここでゆっくりと自分の時間を過ごしてみたいと思っています」。

ライフスタイルも住まいも、自然体でアップデートを重ねてこられたM様。これから訪れる変化にも、きっとしなやかに対応していかれることでしょう。