子供の独立を機に、ゆっくりと計画的に重ねるリフォーム

リフォームはいろいろな手間から解放されること

お子さまも独立し、夫婦2人暮らしに戻ったT様邸。ご高齢になるご夫婦のライフスタイルに合わせて計画的なリフォームを行っています。

夢が叶ってお料理も楽しみに

以前の吊戸棚は踏み台がないと届かなかったため、季節物を年に何回か出し入れするだけでした。今回はI型キッチンと電動吊戸棚を採用。面材などのグレードを抑えることで予算内のリフォームが叶いました。
以前の吊戸棚は踏み台がないと届かなかったため、季節物を年に何回か出し入れするだけでした。今回はI型キッチンと電動吊戸棚を採用。面材などのグレードを抑えることで予算内のリフォームが叶いました。

夫婦2人で暮らすための快適リフォーム

転勤やお子さまの学校の関係で別々に暮らしている期間が長かったT様が、このお宅を新築されたのは昭和53年のこと。それから約30年の月日が過ぎ、最初にリフォームを決意されたのは約6年前、2階の寝室にねずみが出たのがきっかけでした。細田工務店のチラシを見て「ねずみ退治からリフォームまで住まいのことならなんでもやりますという感じだったので安心感がありました」と奥さまは当社との出会いを語ってくださいました。
「一度やるとあちこちが気になり出すんです」。ねずみ退治と寝室のクロス全面張り替えをした次は浴室とトイレをリフォーム。さらに数年後、1階の和室を洋室に変更して、リビングとつなげて使用できるように大規模なリフォームを行いました。
お孫さんたちが泊まりに来ていたときは、賑やかだった客間も来客頻度が減るに伴い、物置部屋と化していき、夫婦2人暮らしには持て余すようになったのだとか。「お客さま用のお布団もそれほど必要ではなくなったので処分しました」と奥さま。「ふと思い出した書類などを2階に取りに行くのも面倒になってきましてね」とはご主人。畳は床暖房付のフローリングに、障子はスライティングウォールに、そして床の間と押し入れは、衣類や書籍を収納するクローゼットとして生まれ変わりました。

夢のキッチンリフォームで家事を楽しく

「本当はキッチンのリフォームを最初にしたかったのですけど、なぜか最後になってしまいました。でも今だからこそ最新で使い勝手のよいものと出会えたのかもしれませんね」と今回のキッチンリフォームの経緯を奥さまはお話くださいました。
これまでL型だったものをI型に変更することでキッチン全体のスペースが広くなりました。以前はL型の角部分の収納がうまく使いこなせなかったり、窓を拭くときに手が届かなかったりしましたが、収納もお掃除も効率性が上がりました。換気扇は油汚れなどがつきにくく掃除しやすい仕様となっているため、これまでのようにガス台によじ昇って部品を外して掃除するという危険なことをしなくて済むようになりました。 中でもいちばんのお気に入りは電動吊戸棚。そこは水切りかごとして使用できるよう、まな板立てや水受けもついており、洗った食器を吊戸棚に乗せて上昇させてしまえば、お客さまが来たときも見た目すっきり。さらに、壁などに吊り下げて収納していた菜箸やレードル類も収められるのでキッチン全体が衛生的に見えます。奥さまは目を細めながら「これが本当に楽しいんですよ」と好きな位置で止まる電動吊戸棚を何度も上げ下げしてくださいました。
キッチンは主婦にとって長時間の家事労働を強いられる場所。だからこそ最新で使い勝手のよいものを上手に取り入れて負担を軽くしたいと願う方がほとんどです。これまでのリフォームを経て感じたことを伺ってみると、「リフォームはすべてから解放されること。いろいろな手間や負担から解放されて楽しく暮らすための方法だと思います」と笑顔でおっしゃいました。今後はバリアフリー化に向けて廊下のリフォームも検討中だとか。ご家族の思い出がたくさん詰まった住まいで、いつまでも快適にお暮らしいただけるよう、今後もお手伝いさせていただきたく思います。


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お客さまの声

東京都杉並区にお住まいのT様
東京都杉並区にお住まいのT様

営業担当の方には大変よくしていただいております。今後もいろいろ相談させていただくかと思いますが、よろしくお願いいたします。