リフォーム費以外の予算
リフォームを行うときに施工会社からのお見積以外にどんな費用がかかるか見てみましょう。
住みながらの工事にするか、
明け渡しにするか?
1)仮住まいが必要なケース
- 大がかりな耐震補強
- 間取りの変更など
建物全体にかかる工事の場合は、当然仮住まいが必要です。
2)部分的な工事の場合
基本、住みながらの工事も可能です。ただこんなデメリットもありますので、仮住まいが必要か、リフォーム時期も考慮して検討してみましょう。
- 工事箇所が使えない
- 工事騒音や塗装材などの臭いがする
- 外気が入る(冷暖房が利かない)など
仮住まいを行うときの費用
仮住まいを行う場合の、費用と準備することはこちらになります。
【費用面について】
- 賃貸物件を借りるため、家賃・敷金・礼金など
- 引越し費用
- 荷物を一時保管する倉庫代等
【準備すること】
- 物件を探す
- 賃貸契約及びその必要書類の入手
住みながら工事を行うときの心得
住みながら工事を行うときには、工事箇所が使えないこともあるので、例えばキッチンが使えない場合外食が増えることが考えられます。
いつも通りの使い勝手とはならないことを考慮し、一時的に必要な費用は、その時の生活を楽にしたり、負担を減らすための必要経費と割り切るのも大切です。
省エネリフォーム
窓、屋根、外壁、天井、床などの断熱改修、太陽光発電、太陽熱利用機器の設置といった省エネリフォーム工事を行った場合、市区町村の補助や助成、住宅金融支援機構などの融資が利用できます。
さらには、工事金額など一定の要件を満たすと、所得税の控除や固定資産税の減額が受けられます。
その他の支援
その他にも、防犯対策、地震に備えての家具転倒防止、屋上緑化など、自治体によってさまざまな支援制度があります。関心のある方は、お住まいの市区町村に確認してみるとよいでしょう。
例)杉並区の住宅関連融資、助成金
- 住宅修築資金の融資あっせん
- 高齢者住宅改修給付事業
- 木造住宅の耐震診断/木造住宅等耐震改修助成
- 住宅用太陽エネルギー利用機器及び省エネルギー機器導入助成
ここが知りたい!Q&A
よくあるご質問
リフォーム費以外の予算
- Q住みながらできるリフォームはどの程度の内容ですか?
- リフォームの工事は、住みながら工事をすべきか、それとも引っ越しをして工事のために明け渡すべきか、よく迷うところです。しかし、部分的なリフォームを別にして大幅なリフォームの場合ですと明け渡した方が賢明です。
例として「住みながらにしてできる」リフォーム工事の内容を挙げていきます。- キッチンや浴室・トイレなどの設備機器交換工事
- 外壁塗装工事
- 外構工事
- クロスの貼替えなどの内装工事
- 家具・建具工事
外壁塗装・外構工事を除けば、どの工事もおおよそ2~4日間で完了する内容です。このくらいの内容・工期であればお客さまの生活への負担も少なく、住みながらでもリフォームができます。
担当からのひと言
仮住まいをした方が良いか?については、お子さんや高齢者の方など家族構成によってもご判断が分かれるところです。また、工事の車両が入るため、駐車場の一時的な確保が必要なこともあるかもしれません。お客様の方であれこれお考えになる前に、お気軽に私たちへご相談ください。