
Commitment
屋根は、強い日差しや風雨から住まいを守る大切な役目を担っています。何も問題がないようでも傷みが進んでいる場合もあります。特に夏から秋にかけては台風の多い季節。強い雨風に叩きつけられて、いろいろ影響を受けている可能性があります。屋根の傷みを見過ごして、家全体にダメージがおよぶようなことにならないよう、しっかり日常点検※1をしておくことが大切です。
心配だからといって、むやみに屋根に上がらないことが大切です。転落したり、傷んだ箇所を踏み抜いたりすることもあり危険です。少し離れた所から全体を見るか、当社カスタマーサポートセンターまでご相談ください。
屋根の形状には、大きく「切妻」「寄棟」「入母屋」「片流れ」4つのタイプがあります。また、屋根の種類にスレート葺き・金属板葺き・瓦葺きなどがあります。屋根の種類によって保守・点検時の留意点が異なるので注意しましょう。
ズレ、割れ、浮き、色褪せ、色落ち
化粧スレートは住宅用屋根葺き材の一種で、耐候性(日差しや風雨に耐える力)に優れ、軽量なので洋風の屋根葺き材などに広く使われています。表面の彩色に陶器質の微粒子を圧入してあることから、色落ちや色あせが少ないのが特徴となっています。
さび
化粧スレートは住宅用屋根葺き材の一種で、耐候性(日差しや風雨に耐える力)金属板葺き屋根には、一般にトタンと呼ばれるような亜鉛メッキを施した亜鉛鉄板や、亜鉛鉄板に2回塗装・2回焼付けを施した着色亜鉛鉄板が使われます。金属板は、加工しやすく施工性に優れ、複雑な屋根形状にも対応できる長所があります。
ズレ、割れ
粘土瓦は粘土を使って焼いた日本の伝統的な屋根葺き材で、耐候性・耐火性に優れています。表面に釉薬を塗った釉薬瓦と塗られていない無釉瓦(いぶし瓦・素焼き瓦など)があり、形状によって和形・洋形があります。
屋根用化粧スレート葺きは靴底が固いと破損、金属葺きは損傷、瓦葺きは焼きもののため割れる・損傷するなど、それぞれ注意すべき点があります。アンテナ工事などで業者の人が屋根に上がる場合などは、特に注意してもらいましょう。
詰まり
雨どいは、屋根からの雨水を受け止め、集めて流すという大切な機能を持っており、これを維持するためのお手入れが必要です。塩化ビニール製のものが多く、強い日差しや風雨に晒されることで割れたり、劣化を起こしたりする場合があります。
掃除は、以下の要領で洗い流します。
屋根は住まいを守る大切な場所です。地震や台風・強風の後には少し離れたところから目視で点検してみましょう。ご自身で観察することで早期の対応が可能となります。
屋根まわりの作業は転落の危険があります。屋根の上に登ることはくれぐれもお止めください。また、2階雨どいの掃除などにつきましても、ハシゴなどは危険が伴うので注意が必要です。
ご不明な点やご相談がありましたら、当社カスタマーサポートセンターまでお気軽にご相談ください。