こんにちは、細田工務店です☆
様々な家づくりのご相談をいただいている細田工務店ですが、
最近増えてきたなあ、と感じているのが「できれば平屋の家がいい」という声。
理由は様々ですが、まず浮かんでくるのが、年配の方が将来のことを考えてという場合です。
平屋の良いところは、階段の昇り降りが不要で家事を含めて日常の暮らしが楽なこと。特にご夫婦二人暮らしで部屋数が重要でない方には、平屋が魅力的なようです。
今回は、そんな平屋での暮らしを叶えたT様の声をご紹介します。
広々とした庭のある築50年近い2階建て戸建住宅にお住まいだったT様ご夫婦。一度は、近隣のマンションへと住み替えたものの、以前のように庭での時間を愉しみたいと考えるようになり、もとのお住まいを建替えることを決意されました。
「50年近く暮らしてきた住まいですが、ここ数年メンテナンスの負担が増え、地震や台風などの自然災害にも不安を感じるようになっていたこともあり、一度マンションを購入して引っ越しました。
ところが、その直後から始まったのがコロナ禍。外出を控えたことによって室内で過ごす時間が長くなり、運動不足から足腰に不安や窮屈さを感じるようになりました。そのため、家族と相談してもとの住まいを建替え、戸建住宅での暮らしに戻ることにしました。
最初は、建替えよりもリフォームのほうが費用を抑えられるかもしれないとリフォーム会社に見積もりをしていただいたところ、2階建てのリフォームは修繕程度でもそれなりの費用がかかることがわかりました。また、建替えると以前の住まいよりも小さくしなければならないこともわかりました。80歳を過ぎた私たち夫婦のこれからの暮らしに2階が必要なのかどうか、小さくなる建築面積で建替えたとしても不自由なく暮らすことができるのかどうかなどを家族や営業の方と相談して、平屋への建替えを決めました。
家族で間取りを考えていた時には、この敷地に満足のいく平屋を建てることは難しいかもしれないと思いましたが、土間と洗面室をポイントにした回遊動線を作っていただいたことで家の中の動線が短くなり、ゆとりのある間取りになりました。限られた敷地内に、夫婦二人にちょうどよい住まいをつくっていただいたと思います。
引っ越して3か月ほどになりますが、2階が必要だったと思うこともありません。建具やクロス、カーテン、照明などの内装は、こちらの好みに合うものを数点提案していただいてその中から選びましたが、落ち着きのある素敵なコーディネートになりました。明るくて風通しのよい、本当に心地よい住まいです」
▲ワイドサイズの掃き出し窓いっぱいに、ご主人が丹精してお世話されている庭を眺めることができます。
▲玄関から玄関ホールへとL型に伸びる広い土間は、大きな引き戸でLDKとも直接往き来することができるようになっています。この2Wayアクセスによって、お住まいの中はコンパクトな回遊動線になっています。
▲木目の天井でオープンキッチンの空間を柔らかく区切ったプランは、打ち合わせの際にご覧いただいた分譲住宅のモデルハウスと同じ仕様です。
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