こんにちは、細田工務店です☆
前回もご紹介した、細田工務店の公式インスタグラムで行っているアンケート。
細田工務店の公式インスタグラム
今回もそのアンケート結果から一つご紹介したいと思います。
それが、「和室は必要ですか?」というアンケート。
みなさんは、新しい家をつくるとしたら和室は欲しいですか?不要ですか?
最近は和室を求める方が減りつつあるのかな、
という印象もありますが、アンケートの結果はピッタリ50%!
半数の方が「和室が欲しい!」と回答しています。
さてここで、改めて和室の魅力をお話してみたいと思います。
和室といえば、主役は畳。
「和室って落ち着きますね」という声を良く聞きますが、
実は「畳」がとっても優れもので、「落ち着き」の素なのです。
- リラックスを生む「い草の香りと色」
畳の部屋に入るとほっとする、と感じるのは何故か。実は、い草の香りには樹木が発するいわゆる森林の香り「フィトンチッド」や、漢方薬やアロマオイルにも使われる香附子の主成分「αシペロン」などが含まれていて、リラックス効果が高いことがわかっています。 - 優れた抗菌作用で臭いの原因菌を退治
日本最古の医書「医心方」をはじめ、江戸時代に編纂された「和漢三才図会」や「本草綱目啓蒙」などにも記述がある通り、古来よりい草は薬草とみなされてきました。い草には、足の臭いの原因となる微生物群の増殖を抑える効果があり、抗菌作用が高いのです。 - 畳は天然の除湿・加湿器
普段私たちが腰を下ろす畳表(表面に張られたゴザ)は、乾燥させた「い草」という植物を織り上げて作られています。い草の中は空気をたっぷり含んだスポンジ状になっているため、湿気をグングン吸い込み、乾燥してきたら取り入れた湿気を放出します。 - ゴロゴロしたくなる「適度な弾力」
旅館等で畳を目にした途端、思わずゴロンと横になってしまった経験はないでしょうか。柔らか過ぎず、固過ぎない、適度なクッション感も畳の魅力の一つです。 - 音や衝撃を吸収して静かな空間に
畳は音と衝撃を吸収するため、防音材やクッションの役割も果たしてくれます。子どもが走り回ってもフローリングより静かなのはこのおかげ。硬くて軽いものを落とした時の軽量衝撃音、人が歩いたりドンドンと飛び跳ねたりした時の重量衝撃音とも、畳は吸音性が高いことが実証されています。
最近は、そんな畳の特徴を活かして、リビングサイドに畳のコーナーを設ける住まいも増えてきました。
小さなお子さんのお世話をしたり、家事をしたり、ちょっと休憩したり。
畳のスペースは、フレキシブルに活用できる便利さも魅力。
住まいづくりの際にはぜひ、
様々な効果と魅力のある「畳の部屋・和室」を検討してみてはいかがでしょうか。