はじめてのリフォーム

リフォーム工事中 イメージ
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契約が済んだからと、全く任せきりなのもよくないし、逆に関わり過ぎるのも、思わぬトラブルの原因になりがちです。工事が円滑に進むよう、お施主さま側としてできることや、少し気にかけておいていただくとよいことをお話します。

工事がなるべくスムースに運び、納得のいく仕上がりになるように、工事段階に応じたちょっとしたポイントをお伝えします。

施工担当者と打ち合わせをする イメージ
工事が始まってからの心得

実際に工事を目にすると、いろいろと気になることが出てくるかもしれません。でも、その場で直接作業者にあれこれ言うのは望ましくありません。追加の工事の依頼と勘違いされ、あとでトラブルになることもあります。もし何か気になることがあれば、現場責任者に伝えましょう。

どうしても変更したい場合は?

工事開始後にどうしても変更したい箇所が出てきた場合は、まず早急に現場責任者に伝え、作業をストップしてもらいましょう。やり直しとなると、当然新たな費用がかかりますし、工期が延びることにもなります。営業担当者とそれらを確認した上で、変更するのであれば、変更同意書または覚書を取り交わしてから工事を再開させましょう。

ご近所への挨拶

工事が始まると、工事車両の往来や騒音などで、少なからずご近所に迷惑をかけることになります。スケジュールが決まったら、まず近隣へ挨拶に行きましょう。できれば工事の責任者と一緒に行って顔合わせをしておくと、工事期間中の不要なトラブルも防げます。

作業者への心配り

作業者は集中力を切らさないよう、決まった時間に休憩を取るのが慣例です。たいてい昼12時から1時間と午後3時から30分(早朝から始めた場合は午前10時も)。これは、危険回避や精度の高い作業上必要なこととご理解ください。

  • よくあるご質問

    施工中の対応について
    Q
    外壁塗装工事はどのような内容・流れですか?
    A
    全体的な工期は条件にもよりますが、10~12日間ほどかかります。内容・流れは以下のようになります。
    1)仮設足場組立
    足場を組む際に注意することは、隣地との境界線や車庫・玄関・電線に足場がかからないよう組むこと、そして作業現場および周辺への安全性を確保することを考慮し、しっかりと組み上げていきます。また作業中にホコリなど隣地に飛ばないようシート養生も行います。
    2)高圧洗浄
    洗浄することで外壁に付着しているホコリや汚れ、苔・カビなどをきれいに洗い流します。この作業をしっかりと行う事ことにより、これから行う「塗装」において、塗料と施工箇所の密着性を高めることができます。
    3)下地処理
    現状の外壁の状況を確認して、ヒビや破損部分などがあれば補修を行います。雨水の侵入防止や仕上がりに差が出る重要な作業となりますので、しっかりと行います。
    4)下塗り
    下地の状況や塗料に合わせて下塗り材を選定します。下塗りをきちんと行うことによって中塗り・上塗りを行った際に、より塗料の密着性を高めることができます。
    5)中塗り・上塗り
    この作業では、塗膜に厚みをつけ、耐久性・耐候性を高めていきます。施工箇所によってはローラーを使用したり、細かい部分には刷毛塗りを行って塗装残しやムラの無いようしっかりと塗り重ねます。
    6)鉄部・木部の塗装
    鉄部は塗装の剥離を防ぐため、しっかりとケレン処理を行います。また錆びを防ぐための錆び止め塗装を行い、仕上げていきます。
    木部も鉄部同様紙やすりなどで下地処理を行います。木部は外壁に比べて傷みやすいので、専用の塗料で塗装していきます。
    7)仮設足場撤去
    施工が完了し、点検・検査を行った後、足場を解体していきます。組立時同様、ここでも細心の注意を払いながら作業を進めていきます。また解体後、お客さまのお庭はもちろん、お隣の敷地や道路など、施工にご協力いただいたお礼を込めて清掃いたします。
    リフォームの流れ イメージリフォームの流れ イメージ

担当からのひと言

いよいよ、リフォームの施工が始まるときです。
生活の変化や近隣の方への配慮など、気を使うことも多いときですが、不安や心配なことは遠慮なくお話しください。