生活の質を維持しながら暮らしていくためのリフォーム

生活の質を維持しながら暮らしていくためのリフォーム
生活の質を維持しながら暮らしていくためのリフォーム
  • 価格掲載

神奈川県横浜市

H様邸

費用
1,500万円
家族構成
ご主人、奥さま
築年数
34年
工事期間
約2ヶ月
工事内容
ご夫婦世帯側/外壁・屋根・バルコニー・ウッドデッキ・エアコン取付、母屋側/外壁・雨樋

リフォームストーリー

神奈川県横浜市に建つ、築30年を超える木造注文住宅にお住まいのH様ご夫婦。竣工当時のままだった屋根と、20年近く前に杉板張りへとリフォームを行った外壁に傷みが目立つようになったことから、修繕のご検討を始められました。

築十数年でリフォームした杉板張りの外壁

三角屋根のシンメトリーが印象的なH様のお住まいは、大手ハウスメーカーの設計施工による木造住宅です。34年ほど前、H様のご両親とH様ご夫婦が同居を始められた際に、ご両親とご兄弟がお住まいになっていた母屋の一部を取り壊し、母屋と中廊下でつながるH様ご夫婦のお住まいをおつくりになりました。新しいお住まいでご夫婦の暮らしが始まって十数年が過ぎた頃、外壁を杉板張りにリフォームされたそうです。奥さまは「当時父が所有していた別荘の山小屋風の外観がとても素敵だったので、知り合いの大工さんに依頼して、同じような外観にしていただいたんです」とお話しくださいました。

工事のきっかけと細田工務店とのご縁

外壁を杉板張りにして20年近く経った、ある日の大雨の後、H様は壁に染みが出ていることにお気づきになりました。「外から見た印象では、釘が錆びているように見えました。建築後、一度もメンテナンスをしていなかった屋根からは以前、台風の後に瓦が落ちたこともあったので、外壁と屋根の修繕について知り合いの職人さんに相談することにしたんです。その職人さんが、仕事でお付き合いのある細田さんを紹介してくださいました」と奥さま。そして「父の別荘のような山小屋風にしたいと思って杉板を張っていただいてからずいぶん経ち、そろそろ明るく華やかな外観にリフォームしたかったという思いもありました。今回、外壁には私の好きなグリーンの中から、明るく華やかになりそうな色を選びました。」と、お気持ちの変化についてもお話しくださいました。

住み慣れた住まいで暮らすこと

お住まいについて、かねてよりH様ご夫婦は「建替えるのではなく、メンテナンスしながら暮らしていこう」とお考えだったとおっしゃいます。「若く、元気な頃から長い間暮らしてきた住まいは、どこになにがあって、どこがどうなっているかが頭の中に入っていて、空間を感覚で認識することができています。この先、例えば視力が弱った時にも、これまで数えきれないほど昇り降りを繰り返してきた階段なら、視覚を感覚で補いながら動くこともできますが、なじみの薄い新しい階段では、視覚も感覚も心もとなく、ケガにもつながりかねません。そのために動くことが億劫になれば、ますます弱ってしまいます。もちろん、高齢でも暮らしやすい住まいに建て替えるという選択肢もありますが、私たちはこの住まいをメンテナンスしながら暮らしていこう、と主人と話をしていました」と奥さまはお話しくださいました。

大切な住まいのために少しずつ

最初にご依頼のあった外壁と屋根について、外壁は杉板を撤去してから雨水の壁への浸透をできるだけ防ぐために全ての釘穴をシリコンで埋め、樹脂モルタルを塗り、仕上げの塗装をしました。屋根については、既存の屋根に新しく屋根をかぶせるカバー工法で工事を行いました。加えて、工事についての打ち合わせを行う中で、H様から伺ったいくつかのお困りごとについても解決策のご提案をさせていただき、追加の工事をご依頼いただきました。H様は「最初は私たちの住まいの外壁と屋根の修繕から始まった話でしたが、1階のリビングから続くウッドデッキを玄関ポーチまで伸ばして、広く、安全に使えるようにしていただいたり、2階のバルコニーを塗り替えてトタン屋根を新しくしていただいたりするなど、細かいところまで色々とお願いすることになりました。また、隣接している母屋についても、縁側に染みがあったことから、雨樋と内壁の修繕をしていただきました。ちょっとしたことにもしっかりとしたアドバイスや提案をいただき、安心してお任せすることができました」とお話しくださいました。


ギャラリー

お客さまの声

神奈川県横浜市にお住まいのH様
神奈川県横浜市にお住まいのH様

工事をお願いするきっかけとなった外壁と屋根以外にも、色々と直していただいて助かりました。足場と足場の幕が外れるのを心待ちにしていましたが、明るくきれいな仕上がりに大変満足しています。広くなったウッドデッキでは、庭を眺めながらお茶の時間を愉しむことができそうです。落ち着いたら、母屋の居間のリフォームをお願いしたいと思っています。次回のリフォームも、愉しみにしています。

わたしがお手伝いしました

担当:船島 進一
担当:船島 進一

工事が始まってから間もなく、お客さまが足を怪我されたので、打ち合わせ回数も減り、現場を直接見ていただくこともなかなかできませんでした。限られた打ち合わせ回数でしたが、完成した建物をお客さまに見ていただき、笑顔で喜んで頂けた時は私も嬉しくなりました。これからも、笑顔のお引き渡しを心掛けたいと思います。