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古くから、私たち日本人は木とともに暮らし、木の家に住み、家具や道具に至るまで木の特性や持ち味を生かし、活用してきました。
自然がつくり出す木には、心地よい温もりや安らぎといった味わい、熱を伝えにくい断熱性、永い歳月に耐える耐久性と耐震性、火災の猛威にもよく耐える耐火性、そして設計の自由度の高さなど、自然素材ならではのさまざまな効用を兼ね備えています。
細田工務店は、創業以来60余年にわたって、この特性を活かした「木の家」にこだわり続け、木造軸組工法を中心に住まいを提供してきました。
住宅に求められる機能や性能は時代によって変化していくものですが、住まいに対する親しみや安らぎといった「メンタル」な面では、私たち日本人の原点は「木の家」にあり、そしてそれは現在の方が強く意識されているのではないか、と細田工務店では考えています。
住むほどによさが感じられる、人にも環境にもやさしい木の住まいに私たちはこだわっています。


同じ重さで強さを比較すると、木は鉄の約4倍の引っ張り強度、コンクリートの約6倍の圧縮強度を備えており、軽くて強い素材であることがわかります。


木材の風化速度は1年間に0.03mmで、100年間風雨にさらされたとしても、表面からほんの3mm程劣化するだけです。一方、鉄の劣化は1年間で0.05mm。一般的に使用される2.3mm厚の鉄骨が両面から錆びると、計算上、わずか20年で錆びの塊となります。

木の断熱性は、コンクリートの約10倍、鉄の約500倍をもっています。構造材に木を使った住まいは、熱を伝えにくく、冬は温かく、夏は涼しい住まいになります。


木は、周囲の湿度が高い時には湿気を吸収し、乾いていると水分を放出して、湿度を自然に調整します。木には、天然の空調装置のような働きがあるのです。


鉄はある一定の温度を超えると、急激に強度が低下する性質をもっています。火災から10分経った時に鉄の強度が20%以下まで落ちるのに対し、木の強度は炭化層の働きで約80%に保たれます。火災時において「木造より鉄骨住宅のほうが怖い」と言われるのはそのためです。
