限られた敷地にアイデアを詰め込んだ、明るく伸びやかな住まい

限られた敷地でも広がりのある空間、光と風を感じて子育てを楽しむ住まい

まるで隠し部屋のような約4.3畳の床下収納は、クロゼットの中に入口が。
季節物の衣類や家電品、ホビー用品など何でも仕舞えます。

敷地を有効に使い、明るく伸びやかな住まいを実現

工夫を凝らし、限られた敷地でも採光・収納・デザイン性を兼ねそなえた住まいを実現しました。これから、お子さまとの楽しい思い出を刻んでいく住まいの事例をご紹介します。

桜並木のある緑地帯からほど近い、静かな住宅街の一角にF様の新居が完成しました。墨色のシックな外壁に、広いバルコニーとそれを支える金属の支柱、紅い玄関ドアがアクセントを添え、モダンな佇まいです。
F様ご夫妻は、お義母さまから譲られた建物をリフォームするか建て替えるかで迷われていましたが、地元で、限られた広さの敷地を有効利用した建築実績が豊富な細田工務店なら、安心して任せられると建て替えに決められたのだそうです。

では、センスの良いご夫妻と経験豊富な設計担当者が、打ち合せを重ねて出来上がった住まいをご紹介しましょう。

どこにいても子供たちの気配を感じられる空間を

玄関ホールは、細割りのボーダータイルを貼った白壁が、ダウンライトからの光を受けて陰影をつくり、洗練された空間を演出しています。そこからつながる居室や洗面室は、床をダーク系にして落ち着いた雰囲気に。一方、リビングのある２階は白を基調とし、窓を上手に配置することで、明るさと広がりを持たせました。
二人のお嬢さまがいらっしゃるご夫妻のこだわりは、「吹き抜けのある家のように、どの階にいても子供の気配が感じられること」でしたので、ストリップ階段と大きなフィックス窓を使い、採光や空間を「吹き抜け」に近づけました。

光と風を呼び込むための工夫を随所に

もう一つのお気に入りは、大型の鉄骨バルコニーです。リビングのつづきの間としての広がりを生み、さらに床をグレーチング（穴開き）にすることで、屋外との一体感も感じられる空間です。奥さまは「子供たちとプールやバーベキューを楽しみたいです」とおっしゃっていました。
収納を一手に引き受けるのが、1階洋室の床下に広がる大型の収納スペース『デュローリ』と、小屋裏にある階段付きのロフト『ソライオ』で、この二つの収納力も、居室を広く保つことに貢献しています。
また、各部屋に配置した縦長のスリット窓が、F様邸をより洒落たテイストに仕上げていますが、これはデザイン性だけでなく、防犯にも配慮した形です。

白い壁紙がまぶしいリビングは、真新しいキャンバスのようでもありますね。これから、お子さま達と楽しい時間を重ね、思い出に残るシーンをたくさん描いてください。

ギャラリー

玄関ホール

細割りボーダータイルの陰影が、洗練された印象を醸し出す玄関ホール。

明るく広がりのあるリビング

大きなフィックス窓からの自然光と白い壁紙で、明るく広がりを持たせたリビング。
「ソライオ」へ上るストリップ階段と相まって、吹き抜けのような空間に。

グレーチング仕様の広いバルコニー

何して遊ぶ？　バルコニーでの様子は、キッチンやリビングからも覗けるよう小窓を配置。